文部科学省の最新情報 ： ＜東北大学病院＞新設工事 ３分割問題で調査結果を報告

　東北大学病院（仙台市）が大学内の規定で一般競争入札すべき工事を３分割して随意契約していた問題で、同病院が「０６年度中に手術を始めて収入を上げようと工事の完成を急いでいた」などとする内部調査結果をまとめた。２３日夜、文部科学省に報告書を提出する。病院側は「入札逃れとみられても仕方のない部分はあった」としており、調査を続けて担当職員の処分も検討する方針。
　レーザーを用いた視力矯正手術室の新設工事で、予定価格の総額は約２２６０万円。

１０００万円以上の場合は原則入札する規則だが、０６年１０～１１月の日付で完成後の今年２月に１０００万円以下の三つに分割して随意契約し、規則が定めた内容公表もしなかった。
　調査結果は「医療機器販売会社に紹介された建設業者と随意契約を結ぶため、施設企画室補佐らが３分割を決めた」としたが、「この販売会社や建設業者から担当職員への金銭供与や、眼科教授が随意契約を主導した事実は確認されていない」とした。【青木純】
（引用 yahooニュース：http://headlines.yahoo.co.
jp/hl?a=20070823-00000061-mai-soci）


今日のオススメ