教育の最新情報 ： 認証伸び悩み、マニュアル簡素化 へ 京・食の安全衛生管理

　食品の衛生管理を徹底している事業者を対象にした京都市の「京（みやこ）・食の安全衛生管理認証制度」の認証が、伸び悩んでいる。牛肉偽装など食品の問題が相次ぐ中、独自に設けた制度だが、ＰＲ不足に加え、衛生管理のマニュアル作成が難しいためで、市はマニュアルの簡素化や作成指導するアドバイザー制度を設け、巻き返しを図る。
　この制度は、食品を扱うほぼすべての市内事業者を対象に２００６年１０月にスタートした。施設設備や食品の取り扱い、廃棄物の管理、従業員教育など衛生管理基準を定めた市の基本マニュアルに基づき、事業者が独自に衛生管理マニュアルを作成し、審査委員会の審査にパスするとシールになった「認証マーク」を店頭などに張ることができる。


　「衛生管理を徹底している施設」として消費者にアピールできるので、市は初年度に１００施設の認証を見込んで始めたが、酒造や漬物などを扱う大手事業者中心の１９施設にとどまっている。
　伸び悩みの理由として、市はマニュアル作成が細かくて難しいことなどを挙げている。このためマニュアルの簡素化
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　衛生管理の徹底を大手だけでなく、中小事業者に広げていくことも狙うが、市生活衛生課は「中小が少なく、今後、食中毒が発生した店舗などにも認証取得を強く指導していく」としている。
（引用 yahooニュース：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080628-00000031-kyt-l26）