受験の最新情報 ： 革靴製造技能\試験１級合 格 名古屋の鈴木達也さん

　【愛知県】名古屋市西区の靴職人、鈴木達也さん（２９）が革靴製造技能試験の１級に合格した。今年初めて実施された試験で、東海地方での合格者は鈴木さんだけ。「名古屋の婦人靴作りの技術を受け継いでいきたい」と話している。

　試験は業界の活性化や若手の育成を目指し、全日本革靴工業協同組合連合会が実施。全国の２０代から７０代までの靴職人ら２９人が受験し、２１人が合格した。

　西区は、戦後に婦人用の製靴業が栄えた地域だが、現在では４０代より下の世代の靴職人はいない。もともとスニーカーが好きだったという静岡県富士市出身の鈴木さんは、地元の大学を卒業後に同区の靴デザイン・クラフトスクールに入学。

スクールの代表を務めるダンスシューズ専門メーカー吉田商事の吉田明輝社長（６４）の下で２年間修業した。

　「履きやすさや丈夫さに加え、ヒールのデザインも求められるのが婦人靴。これまで職人が受け継いできた技術が名古屋にはある」と、鈴木さんは語る。

　現在はスクールで講師を務めながら、オーダーメードの靴作
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　　（太田朗子）
（引用 yahooニュース）