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【PJ 2007年11月22日】- (27)からのつづき。初期段階の大学発ベンチャーの資金調達は厳しい状況にある。この要因としては、?技術そのものに新規性や先端性が高いがゆえにリスクも高いこと、?経営面での脆弱(ぜいじゃく)性があること、?事業のリードタイムが長いことからその間のリスク(経営環境の変化)等があることが挙げられる。

 資金供給状況のうちエンジェル投資について、大学発ベンチャー立ち上げ期への資金調達先を件数ベースでみると、自己資金が8割と高く、親兄弟親戚などが約3割、続いて民間金融機関となっており、自らの知己からの資金調達件数が大きい。個人投資家からの資金調達は、全体の2割弱となっている。

 創業や設立初期段階は、リスクの高さから金融機関からの資金調達が難しく、その結果としてリスクを抱えることのできる個人からの投資が中心となる。

こうした個人投資家からの投資が増大させるため
には、リスクも高いが将来の大きなリターンも期待できる「創業期」への投資に対して、税制上のさらなる優遇策を期待する声もある。

 個人投資家によるベンチャーへの投資を国際比較すると、英国ではエンジェル税制を活用した投資が4億ポンド(約800億円規模)と日本における20億円の約40倍に相当している。また、米国においては、シーズ期においてリスクマネーを供給する主体として、約200億ドル(約2兆円規模)にも及ぶ大規模エンジェル市場が形成されている。

 初期段階の大学発ベンチャーの成長促進のためには、資金調達が特に困難である初期段階に対する資金供給が必要な状況であるが、わが国のエンジェル市場は欧米に比べ非常に低い水準にある。この初期段階への投資に対するインセンティブを付与するための措置として「エンジェル税制」があるが、事業の初期段階における投資経験のある個人投資家のうち本制度を利用した経験をみると約1割とその利用度は低い...ニュースの続きを読む

(引用 livedoorニュース)


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