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【PJ 2007年10月08日】- 10月3日、第69回の「一水会展」を上野の東京都美術館へ見に行った。93歳にもなる、わが師から、作品を出品してるとの知らせを頂いたからであった。いまだに、毎年毎回欠かさずに出品している先生の作品に、出会いたい気持ちであった。あのダイナミックさはないが、庭の花を描いた、色のある作品であった。

 「こら!お前そこで何をやっとるかッ!」と一括された事がある。私が高校3年の時の担任の先生で、美術部の先生だった田中春弥先生である。声がデカイ、ギョロッとした眼で見ると怖い先生でとおっていた。それもそのはず、あだ名は「タンク」。東京美術学校(東京芸術大学)図画師範科卒業後1938年、軍籍満州戦車第三連隊入隊、ノモンハン事件で激戦を体験、陸軍中尉、勲六等、青年将校であった「絵描きのタンク」先生だった。

 田中春弥先生は1914年、福岡の八女に生まれ、熊本の人吉で育った。

1934年美術学校時代は、伊原宇三郎先生に師事。1941年、東京府立13中学(現
豊多摩高等学校)で教鞭をとる。1950年、第2回「一水会」第6回「日展」初入選。安井曾太郎、田崎広助先生に師事。1955年一水会会員。1963年、アメリカ、メキシコ巡歴。1967年、玉川大学芸術学科非常勤講師。1970年ヨーロッパ巡歴。1974年日展審査員。1986年日展評議委員。1990年小山敬三美術賞。1993年第25回日展「信州白馬ジャンプ場」文部大臣賞。長野県大町にアトリエ新築。1995年東京国際美術館で画業60年記念展。1997年、勲四等瑞宝章叙勲。2002年田中春弥画集刊行。現在、日展参与、一水会運営委員。

 先生には、1942年結婚以来長年にわたって連れ添われた奥さま貞子さんがおられたが、5年前に急逝、先立たれている。長女に祇子さん(アメリカ在住)、長男に田中千文さん、次男の田中洪至さんは、クラシックのコントラバス奏者で、東京カンマーコレーゲン代表で、奥さまは奥千絵子さんでピアノ奏者であり、現在、結成25周年コンサートツアーを行っている、芸術一家である...ニュースの続きを読む
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