進学校の最新情報 ： 札幌北が進学校対決制す／秋季 高校野球

＜秋季北海道高校野球地区予選：札幌北３－２札幌南＞◇８日◇札幌麻生◇札幌地区Ｃブロック２回戦

　札幌北が札幌南との北海道内屈指の進学校対決を制した。札幌地区２回戦の相手は今春、夏ともに道大会に出場した札幌南。１点を追う札幌北は、７回裏２死二、三塁から宮崎智史主将（２年）の右中間二塁打で逆転。３－２で３回戦進出を決めた。

　自校グラウンドが全く使えない中での勝利だった。

札幌市が０３年から敷地内で縄文時代遺跡の発掘調査を開始。さらに校舎改修も始まり、現在は軟式用の道職員球場を１日１時間だけ借りている。アップを終えたらノックは３０分だけ。それでも誰も文句は言わず「１つ１つの練習を厳しく確実にやるようにしている」（宮崎主将）という。

　近年、札幌南との公式戦対戦はほとんどないが、昨夏の南北ダービーは完敗している。「勉強で負け、野球でも負けるわけにはいかないという意識はある」と宮崎主将。ライバルを倒し、進学校軍団が勢いに乗ってきた。
（引用 yahooニュース）