英語の最新情報 ： 関西学院大：財団法人「近江兄弟 社」とヴォーリズ研究で連携 ／兵庫

　関西学院大（西宮市）は、西宮上ケ原キャンパスの校舎を設計した米国出身の建築家、故ウィリアム・メレル・ヴォーリズの研究に関し、財団法人「近江兄弟社」（滋賀県近江八幡市）と学術連携協定を締結した。同法人はヴォーリズが創業した製薬会社の近江兄弟社の関連財団。多数のヴォーリズ関連の資料を所蔵するが、手つかずのものも多いといい、学術連携で人物研究などの進展が期待される。
　ヴォーリズは１８８０年、米国カンザス州生まれ。英語講師として１９０５年に来日した。

西洋建築を手がける建築家、キリスト教の伝道者、メンソレータムを広めた事業家などさまざまな顔を持ち多分野で活躍。６４年に８３歳で死去した。
　西宮上ケ原キャンパスは２９年、神戸から移転する際、ヴォーリズがキャンパス全体の基本デザインと校舎の設計を担当した。現在、各キャンパスに共通する赤い瓦屋根とクリーム色の壁を特徴とする「スパニッシュ・ミッション・スタイル」はヴォーリズが始めた。
　今回の連携協定を受け、関学大でヴォーリズの功績などの研究してきた田淵結・文学
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〔阪神版〕

７月５日朝刊
（引用 yahooニュース）