英語の最新情報 ： 〔特集：市場強化〕国際化、アジ ア企業の誘致などカギに＝日証協

　［東京　２６日　ロイター］　日本証券業協会の安東俊夫会長はロイターとのインタビューで、東京市場の国際競争力強化のためには、アジア企業の東京市場への上場促進がカギを握ると指摘した。
　このために海外の企業が日本で上場する際、英語での情報開示を認めるよう提言。また、東京証券取引所がロンドン証券取引所の新興市場ＡＩＭと合弁で新設する予定のプロ向け市場では、日本企業だけでなくアジア企業の呼び込みや、プロが参加しやすく使いやすい市場を、いかに低コストで実現するかが重要になるとの考えを示した。　
　インタビューの詳細は以下の通り。
　──東京市場の地位低下が著しい。理由は何だと思うか。
　「地域（時差）、言語、インフラ、住環境の問題など、さまざまなファクターがあると思う。国際空港の利便性の悪さ、電子化の問題などのインフラ面も、バブル崩壊の後に東京は少し遅れてしまった感がある。

上場企業の魅力の有無の問題ももちろんベースにあるだろう」
　──国際的な市場として、もっと情報開示で英語を活用すべきと
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　「海外の企業は本来英語で情報開示しているため、東京市場で上場する際に日本語に直すのは、かなりのコストがかかる。それが東京への上場を阻む理由のひとつなら、英語の開示も認めるようにしなければ、やはり（海外企業の上場加速は）難しいだろう」
　──東証は２００８年中にロンドンのＡＩＭと合弁でプロ向け市場を開設すると表明した。
　「東京にも取引の自由度が高くコストの安いプロ向け市場が創設されて、日本の金融・資本市場の活性化や国際競争力の強化につながればいいと思う。そのために重要なのは、機関投資家のニーズを踏まえたうえでプロが参加しやすく使いやすい市場を、いかに低コストで実現するかではないか」
　「また、日本の機関投資家の資金をどの程度ＡＩＭに振り向けることができるかによって、流動性をどの程度確保できるかも変わる...ニュースの続きを読む
（引用 yahooニュース）


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