文部科学省の最新情報 ： 教員採用試験：今年は番号 と氏名伏せ合否判定 来年からは採点時も－－県教委 ／静岡

　大分県教育委員会の教員採用をめぐる汚職事件を受け、内部調査を進めていた県教委は、県内の教員採用試験で過去に不正な採用や贈収賄はなかったと２２日開催の教育委員協議会で報告した。遠藤亮平教育長は「不正が入り込む余地をなくしたい」として、現在実施中の０９年度採用試験から、合否判定の際に受験者が特定できないよう、受験番号と氏名を伏せて選考することを表明した。来年行う試験からは採点時にも名前を伏せることを検討する。【望月和美】
　◇県教委「不正、贈収賄なし」
　県教委は、文部科学省からの点検要請を受けて調査した。

採用試験の試験官は、三親等以内に受験者がいないことを条件にしていることや、試験官として民間人を一時採用していることなどを報告。面接、採点、集計などの各業務は複数でチェックする体制を敷いており、全体として公平性は確保されているとした。
　現在、筆記試験と論文、作文の答案や願書などの保存期間は約１年半とされているが、教育委員から５～１０年以上にするよう求める意見が出たため、県教委は保存期間の長期化も検
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　さらに非公開の委員協議で、遠藤教育長は、人事担当職員や教育長ら幹部のみで実施している校長の昇任試験の面接の試験官に、教育委員が加わることを提案した。

７月２３日朝刊
（引用 yahooニュース）