文部科学省の最新情報 ： 府立天王寺高：「三つ編の 秘密」「炭焼き職人」などテーマに、研究成果を発表\ ／大阪

　◇ユニークに理数系の魅力アピール
　府立天王寺高（岡毅校長）が１４日、大阪市阿倍野区内で研究発表会を開いた。理数科離れが懸念される中、生徒らが「ロボットに投球させよう」などとユニークな視点で挑んだ研究成果とともに、理数系の魅力をアピールした。
　同校は、０４年度に文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール（ＳＳＨ）」に指定され、昨年の全国発表会で最高の文科大臣奨励賞を受賞。高校生らしいユニークな発想で研究する姿勢などが評価されている。


　発表会では、物理や化学など５グループが「三つ編の秘密」「炭焼き職人」などと題して発表。編み目を図形にして数式化したり、時間や温度を変えて焼いた素材をＸ線解析したりし、研究者顔負けの手法で規則性などを突き止めた成果を解説した。
　また、同じ「ＳＳＨ」指定校の住吉、泉北高のほか、理数コースなどを持つ北野、大手前高の生徒も参加。交流会では、科学者を夢見る生徒らが“科学談義”に花を咲かせた。【大場弘行】

９月１５日朝刊
（引用 yahooニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070915-00000197-mailo-l27）