教育問題の最新情報 ： 李次期大統領が教育と軍にこ だわるワケ（上）

　李明博（イ・ミョンバク）次期大統領の教育政策構想には、一見矛盾しているような要素が交錯している。大学入試自律化や3不原則の緩和といった「市場主義」を主張する一方、経済的に恵まれない児童・生徒・学生に対する入学金・生活費全額支援、学習不振地域の公立寄宿学校150校建設など、左派政権でも思い付かなかった奨学育英制度を掲げている。　大統領職継承委員会の各部処（省庁）業務報告では真っ先に教育部の報告を聞くなど、教育問題に大きな関心を寄せている。　李次期大統領は子供のころ、貧しさから質の高い教育を受ける機会に恵まれなかったが、そうした環境でも周囲の人々の助けで人生のチャンスをつかんだ経験を持っている。　李次期大統領の家は経済的に苦しく、中学卒業後に学費全額を奨学金として受け取る条件で同志商業高校定時制に入学、昼は露天商をし、生計を立てた。

　次兄の李相得（イ・サンドゥク）国会副議長は、それでも家の援助がありソウル大学に通ったが、李次期大統領は大学入試をあきらめ、肉体労働をした。だが、そうするうちに「高卒よりも大学中退の方が
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(引用 livedoorニュース)


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