教育の最新情報 ： 暫定税率：廃止問題 「府民生活 への影響大きい」 会見で山田知事、懸念 ／京都

　山田啓二知事は２４日の定例会見で、道路特定財源の暫定税率の廃止問題について「一番困るのは与野党がぶつかったまま、期限切れの３月末までに何も決まらないこと。穴が空くだけで手当てがないことになる」と話し、廃止に懸念を示した。
　山田知事は「府にとって大変大きな財源。安定していた道路財源に穴が空けば、福祉や教育への予算配分が減ってしまう。府民生活への影響は大きい」と述べ、「民主党案の詳細は不明だが、現段階では不安はぬぐいきれない」としたうえで、「期限中に国でしっかりと結論を出してもらわなければ、困るのは国民」と話した。


　また、経営破たんした第三セクター「けいはんな」（精華町）について「民事再生手続き中なので言いにくい」としながらも、けいはんなプラザなどの施設に関しては「府南部で公的な役割を担ってもらっていた施設であり、それがなくなっていいのかという観点で府の役割を考えていきたい」と、譲渡に前向きな姿勢も示した。【藤田文亮】

１月２５日朝刊
（引用 yahooニュース）


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