教科書の最新情報 ： 現在の物価上昇は持続的・複合 的ショック、政策対応難しい＝5月日銀会合

　［東京　１８日　ロイター］　日銀が１８日公表した５月１９・２０日開催の金融政策決定会合議事要旨によると、エネルギー・原材料価格上昇に起因する物価上昇について背景と政策対応の討議が行われ、現在は需要・供給の２つのショックが持続的・複合的に起こっており、金融政策での対応が難しくなっているとの見解が示された。
　金融政策運営にあたっては、景気下ぶれリスクが高い状況にあるが、政策判断では常に景気と物価の両方に注意を払っていることを対外的に説明していく必要があるとの意見が大勢を占めた。
　会合では、世界的にインフレリスクが高まっているとの見方で一致。日本にとっては、供給ショックがもたらす所得流出というマイナス面だけでなく、新興国需要増加に伴う輸出増加も同時に起こっており、単なる供給ショックとしてとらえるべきではないとの意見が出された。

ただ、このところ輸出価格を引き上げる動きがあり、海外景気減速とあわせて、今後の輸出動向には注意が必要との指摘もあった。
　原材料高は企業収益にも影響しており、設備投資の増勢が
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　金融政策運営について、複数の委員から景気は下ぶれリスクが高い状況にあるが、政策判断にあたっては、常に景気と物価の両方に注意をはらっていることを対外的に説明していく必要があるとの意見が出された...ニュースの続きを読む
（引用 yahooニュース：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080618-00000165-reu-bus_all）


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