教科書の最新情報 ： 日本、飛び級・大学早期入学を 許容へ

　日本は安倍政権に続き、福田政権でも教育改革を推し進めている。日本政府の教育再生会議は▲優秀な児童・生徒の飛び級と大学早期入学を許容▲小学校での英語教育実施▲道徳の時間に替わる「徳育」の教科化▲国立大学学長の直接選挙制廃止などを骨子とする第3次教育改革案報告の取りまとめについて話し合った。教育再生会議は今年6月、適格でない教師を教壇に立たせないという内容を含む教育改革関連3法案を提言、立法化させている。　今回の第3次報告は、児童・生徒たちの学歴向上に重点を置いているのが特徴だ。　これは先日、経済協力開発機構（OECD）が発表した生徒の学習到達度調査（PISA）で、日本の生徒の学力が著しく下がっていると評価されたことに対する危機感が反映されたものとみられる。　今回の報告では「学習速度が速い児童・生徒たちに対し、年齢と関係なく飛び級や大学早期入学を許容、学業不振の児童・生徒に対しては丹念に指導する」という教育目標を提言、戦後続いてきた「6・3・3・4制」の弾力的運営を提案した。

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(引用 livedoorニュース)