教科書の最新情報 ： 中国の「こどもの日」、都江堰 市の小学校で父母ら追悼集会

　【都江堰(とこうえん)（中国四川省）＝牧野田亨】中国の「こどもの日」にあたる１日、四川大地震で校舎が倒壊し、児童約３００人が死亡した都江堰市の新建小学校で、父母ら約５００人が追悼集会を開いた。

　まだ現場では、がれきに混じって子供の教科書などが散乱している。その中に遺影を置き、幸福な来世を祈って紙銭を燃やす父親。

子供のノートを１枚１枚破り、火に入れる母親。あちこちで絶叫のような泣き声が響き渡った。

　３年生の孫（９）を亡くした女性（６０）はボロボロになった１元札（約１５円）を何枚も取り出し、火にくべた。「孫の小遣いにと思い、ためていた。私より先に逝くなんて。『こどもの日』がこんなに悲しいとは」と、天を仰いで号泣した。
（引用 yahooニュース：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080601-00000029-yom-int）