教師の最新情報 ： 「白玉の塔」県民大会で歌唱 歌 通し後世へ

　渡嘉敷島での「集団自決」の生存者、源啓祐さん（６８）＝那覇市＝が作曲した「白玉の塔」が２９日に宜野湾海浜公園で開かれる「教科書検定意見撤回を求める県民大会」で歌われる。白玉の塔は渡嘉敷島にあり「集団自決」で亡くなった住民や日本兵ら島での全戦没者約６００人を祭っている。源さんは「集団自決がなかったという意見を言う人は集団自決の現場にいなかったが、われわれは現場にいた。県民大会で宜野湾に集まる参加者があの日、北山（にしやま）に集められた住民の光景と重なる。２度と同じ過ちを犯してはならない」と話している。
　源さんは高校の音楽教師を退職後、「集団自決」があった３月２８日に毎年行われる白玉の塔での慰霊祭に参加するようになった。元渡嘉敷区長の故中井盛才さんが作って塔の前の歌碑に刻まれた「忘れじと思う心は／白玉の塔に託して／永久に伝えん」の言葉を見て「自分も先人の悲しみを後世に伝えよう」と、中井さんの詩に２００３年ごろに曲を付けた。

慰霊祭では参加者が塔の前で「白玉の塔」を歌う。
　源さんは６歳のころに母親と弟、おじ
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　「あれだけ多くの人間が殺された。それがなかったことにされる。事実を伝えなくてはいけない」と思い、県民大会での曲の演奏を県民大会実行委員会に申し出た。
　源さんは「生き残ったわれわれには、先人の思いを後世に伝える義務がある。歌を通してそれを永久に伝えていきたい」と話している...ニュースの続きを読む
（引用 yahooニュース）


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