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　◇日々ギリギリの所で生きている
　浜松市の市民団体「動物ボランティアＣａｔ２８」代表の溝淵和人さんが撮影した野良猫の写真展「捨猫写真展」が３０日、大阪市阿倍野区の阿倍野市民学習センターで始まった。犬猫の遺棄防止活動に取り組む大阪市住吉区の市民団体「大阪犬猫ネットワーク」の主催。
　Ｃａｔ２８は、地域住民が協力して野良猫を世話する「地域猫」活動を推進。溝淵さんは約１０年前、浜松市内の公園を散歩中、野良猫の多さに驚き、それ以来「かわいい猫の写真はいいところばかりに目を向け過ぎて、現状をとらえていない」と感じ、野良猫の写真を撮り続けてきた。


　同展では、皮膚病の猫の写真など１００点を展示。「捨て猫は自由気ままでのんびりしているイメージがあるが、実は、悲惨で日々ギリギリのところで生きていることを知ってほしい」としている。
　同ネットワーク代表の野上文代さんは「猫の遺棄は犯罪。自分で捨てたことがある人も見て、問題意識を持ってほしい」と話している。
　８月４日まで。午前１０時～午後９時（３日は午後
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７月３１日朝刊
（引用 yahooニュース）