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 今年5月に実施された新司法試験の考査委員だった植村栄治・元慶応大法科大学院教授(57)が、試験前に開いた答案練習会で実際の問題に類似した論点を学生に説明していた問題で、弁護士や大学教授ら33人が10日、植村元教授に対する国家公務員法違反(守秘義務)罪の告発状を東京地検特捜部に提出した。

 告発状を提出した神戸学院大教授の樺島正法弁護士(64)は「多くの受験生が失望している。

真相をはっきりさせて、けじめをつけるべきだ」と話している。

 告発状によると、植村元教授は今年2~3月、新司法試験を受験する予定の大学院生を対象に、答案練習会を計7回開催し、ポイントを説明するなどした。実際の試験では、答案練習会で取り上げた分野から出題されていた。

 この問題では、法務省司法試験委員会が今月3日、「試験への影響はなかった」として、再試験や得点調整などの措置を取らないことを発表。植村元教授は今年6月、考査委員を解任されている。
(引用 yahooニュース)


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