受験の最新情報 ： ＜狩猟免許取得費＞シカ食害対策 で補正予\算 長野・伊那

　長野県伊那市は２７日、狩猟免許取得費の一部助成などのため、２８０万円の補正予算を９月議会に計上すると発表した。ニホンジカなど野生動物の食害が深刻化する一方で、駆除を依頼する市内の猟友会は会員が６０代が中心で後継者不足となっているため。助成対象は免許取得後に地元猟友会に所属する市民で、月１回以上、有害鳥獣駆除に従事することなどが条件。市職員にも免許取得を奨励しており、約１０人が申請する見通しという。


　同市はシカやイノシシなどが出没している中央アルプスと南アルプスに囲まれ、野生動物による農林業被害は０６年度約４４００万円で、前年度より３割も増えている。また、高山植物が群生する「お花畑」でもシカによる花芽の食害被害などが出ているという。
　予算内訳は、狩猟免許取得にかかる受験料や更新料など１５０人分１８０万円と、駆除したシカやイノシシ１頭あたり４０００円などを支払う駆除奨励金１００万円。小坂樫男市長は「被害も猟友会員の高齢化も深刻だ。予算化で市民の関心を高めたい」と話している。【池乗有衣】
（引用 yahoo
ニュース：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070827-00000111-mai-soci）


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