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 沖縄のある離島から、友人が所用で上京した。

 「このまえ、オレのビーチに、東京の名門、Z高校の生徒たちが来たんだよ」

 そこのOBなら私の友人にもいる。有能な人格者である。もっとも、40年も前の卒業生ではあるが。彼の後輩たちが、はるばる沖縄の離島まで遊びに行ったのか。いいことだ。

 先月、竹富島の西側の有名なコンドイ・ビーチに行ったときのことを思い出した。15歳くらいの少年少女のグループが、実にたのしそうに海で遊んでいた。引率の教師と思われる男性が、浜で彼らを見守っている。

 少女たちはきょう声を上げ、少年たちは「ナマコ採った!」などと大騒ぎ。時間を気にする生徒に向かって、教師が「だいじょうぶ、5時半集合だから、まだ1時間以上あるぞ」と言う。



 東の桟橋から石垣島に戻る最終便には間に合わないから、彼らはこの島に泊まるのだな、うらやましい、などと思った。

 だから東京の名門の秀才たちも、南国のビーチで開放感に浸ったことだろうと想像
した。

 ところが、話は全く違ったのである。

 「まるで元気がないんだよ。オレがシュノーケリングの説明をしても、ろくに反応がないし、だいたい、生徒たちがお互いに会話がないんだ」

 おやおや、そういうことだったのか。想像はつく。この名門校は、東京の、中高一貫教育の男子校で、御三家の次くらいのランクに位置する。名門校といってもそれぞれの「校風」がある。この学校の場合、「のびのび」とは反対の方向に変化してきたのであろう。

 中高一貫というシステムが、おそらく「一流大学に卒業生をできるだけ多く進学させる」という目的に特化してしまい、この学校に息子を入学させる親も、その価値観において、学校と一致しているのだろう...ニュースの続きを読む
(引用 yahooニュース)


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