受験の最新情報 ： 中高一貫校：唐津を学園都市に 早大の系属校化、歓迎 ／佐賀

　◇設立準備の中高一貫校
　唐津市で設立準備が進められている中高一貫校が早稲田大の系属校となる朗報を受け、坂井俊之・唐津市長は６日午後６時から記者会見。「唐津だけでなく県全体の教育環境の向上と、経済効果の観点からも非常に大きな誘致になり、大変喜ばしい」などと相好を崩して大歓迎した。
　学校の開校場所は唐津東高跡地（県有地）と旧大成小跡地（市有地）を予定。早稲田大への推薦枠は定員の５０％（１２０人程度）とされた。校名は「早稲田佐賀中学校・高等学校」（仮称）で、受験生は九州・山口一円から集まりそうだ。


　学校開設は「大隈記念教育財団設立発起人会」（海老沢勝二代表）が準備を進めており、夏ごろ、学校法人設置のための財団を設立。日程が整えば同じころ、県と市、早大、学校開設者らが進出協定の調印を交わす予定で、学校法人設立後、開校は１０年４月を予定している。
　会見で坂井市長は県との連携を強調。「推薦枠５０％は大きなセールスポイントになる」と歓迎した。また「これを機会に唐津ならではの学園都市をつくっていきたい
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　同校の設立を支援し、早大に系属校化を要請してきた古川康知事は「うれしい。ここで学んだ人たちがアジアを中心に活躍してくれることを願う」と話した。【田中操】

６月７日朝刊
（引用 yahooニュース）