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 韓国の子どもたちは、生まれると同時に教育・入試という巨大な監獄に捕らえられたまま成長する、という言葉には実感がこもっている。キム・ドクヨン氏の著書『入試共和国の終末』の表現を借りれば、監獄は学校だけではなく、家庭や塾からなる社会組織全体だ。 最近会ったある知人は、「中学生の子どもを母親と一緒に1年間米国に留学させたが、子どもが戻ろうとしないので悩んでいる」と深刻な表情で語っていた。「米国では勉強をしなくても幸せに暮らせるのに、なぜ韓国であんなにつらい勉強をしなければならないの?」と問い詰めてくるというのだ。 韓国の父兄たちの教育熱が高いとは言っても、10‐20年前はこれほどではなかった。なぜ今のような状況になったのだろうか。公教育が崩壊したからとの意見もあるし、学力によって子供たちに序列をつける文化のせいだという意見もある。

終わりのない論争が続いているのだ。 しかし最も重要なのは、理由はともかく、今の子どもたちにとって大切な自由が犠牲になっているという点だ。国全体が軍隊のようだった軍事独裁時代にも、子どもた
ちにだけは自由があったが今は違う。 数日前、ある国の駐韓大使館関係者から、「韓国の教育問題は国連人権委員会のレベルで取り扱うべきだ」との発言を聞いた。衝撃だった。 それほどに勉強という巨大な監獄の中で侵害されている子どもたちの自由と人権は、外国人労働者や貧困層、障害者問題に劣らず深刻なのだ。 にもかかわらず、マスコミは教育システムに対して自分たちの意見だけが正しい、と今日も論争ばかり続けている。子どもたちの人権を考えるのなら、一旦監獄から解放してやるのが先決ではないだろうか。水に溺れた人は、何よりもまず水中から救い上げなければならない。教育システムの改善はその後で話し合うべきだろう...ニュースの続きを読む
(引用 livedoorニュース)


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