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　名張市の名張ロータリークラブ（三枝紀元会長）が市出身のミステリー作家、江戸川乱歩と市とのかかわりをまとめた冊子「少年少女乱歩手帳」を作り２６日、同市教委に贈った。伊賀市立青山中にも贈る予定で、７月上旬、名張市内５中学校と青山中の全生徒に配る。
　手帳はＡ６判、カラーで全１６ページ。

乱歩の著作紹介や乱歩の随筆「ふるさと発見記」に登場する施設を案内する旧町の地図も載せた。計６０００部作り、同市教委と青山中には計３４００部を寄贈。残りは旧細川邸「やなせ宿」（同市新町）などに置く予定。
　この日、名張市役所での寄贈式では、三枝会長が「中学校のテキストや一般のガイドブックとしても活用できると思う」と話した。【金森崇之】
〔伊賀版〕

６月２７日朝刊
（引用 yahooニュース）