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 メイド喫茶に執事カフェ、男装カフェ。次々に新しいコンセプトカフェが登場する中、独女の心を癒してくれそうなカフェが原宿にオープンした。その名は「エーデルシュタイン」。「寄宿舎のあるドイツの日本のどこかにあるドイツ風の寄宿制男子校」がコンセプトのカフェである。あえてドイツにこだわったのは、ドイツのギムナジウムを舞台に少年たちの愛憎劇が繰り広げられる70年代の名作マンガ「トーマの心臓」のなどに見られる世界観を表現するためである。

 「男子校に足を踏み入れる」という、まさにマンガのような設定に、思わず胸が高まるが、「エーデルシュタイン高等中学校」のサロンは完全8割が予約制。ネットで予約が必要だ。定められた日時に「登校」すると、オリーブグリーンのベストとパンツ、胸元にはリボンタイを結んだ黒髪の「生徒」が出迎えてくれる。

入り口の壁一面の本棚には文学作品のハードカバーや辞書、チェス盤がさりげなく置かれているのが心ニクイ。さらにサロンに進むと、シックな木のテーブルの間をきびきびと制服姿の生徒たちが行きかう。その生徒
たちの胸には、カフェのスタッフがつけている「名札」はない。

その理由を、エーデルシュタインを経営する株式会社オリエンタルの福原友美さんはこう語る。

「一つは、名家の子弟が通う名門校では、セキュリティ上、名札はしないのではないかと考えました。もう一つは、あえて名札をつけないことで、お客様に『あの子の名前を聞いてみよう』と思っていただいて、話すきっかけにしていただこうと」。

 一人ひとりの生徒には、家柄や家族構成、所属するクラブなど、エーデルシュタインにおける細かい設定プロフィールがあるのだとか。気に入った生徒と会話して彼らの設定プロフィールを聞き出す、というのがギムナジウム・カフェでの最大の楽しみというわけだ...ニュースの続きを読む
(引用 livedoorニュース)


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