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 元高校教諭の秋山巖さん(73)=佐賀市昭栄町=が、約15年間撮りためた吉野ケ里遺跡の写真集「吉野ヶ里幻想」(ほおずき書籍)を出版した。作品のほとんどは四季折々の夜明け時に撮影され、題名通りの幻想的な写真集となっている。
 秋山さんは高校で世界史を教える傍ら、野球部監督を長年務めた。武雄高時代の63年には甲子園出場も果たし、後に県高野連理事長も務めた。
 写真撮影を始めたのは、30年前。趣味の風景画の参考にするためだったが、「写真の方が面白くなった」ことから、写真がメーンになったという。

九州二科展や県展の入選歴もある。
 秋山さんにとって吉野ケ里遺跡は「日本という国の原点」。発掘が始まった86年から00年ごろまで、午前4~6時の早朝を中心に撮影したという。
 写真集は、1000枚以上の中から厳選した75枚の作品で構成、撮影月ごとに12カ月分をまとめている。
 遺跡の高床倉庫や物見やぐらと、その上空の広い空を画面に収め、さまざまな夜明けの表情を切り取っている。また、コスモスや麦穂、ヒ
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 写真集は税込み1600円。佐賀市の紀伊國屋書店佐賀店、積文館書店デイトス店、金華堂本店で販売中。秋山さん0952・23・2961。【姜弘修】

7月26日朝刊
(引用 yahooニュース)


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