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 だが盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、あれほど多くの支援を約束しながらも、宣言の中に「核問題」という単語すら盛り込めなかった。そして北朝鮮の核兵器の開発やウラン濃縮プログラムについてはまったく言及しないまま、「韓半島(朝鮮半島)の核問題」の解決のため努力するという奇妙な文言を載せた。それにもかかわらず盧大統領は4日の帰国報告会の演説で、「北朝鮮の指導者が核廃棄の約束を履行する意思を明らかにしたのだから、(非核化の)履行は問題なく行われるだろう」と語った。 世界史を勉強したことがある人の中には、この日の盧大統領の姿を見て、宥和(ゆうわ)政策の代名詞的存在である20世紀イギリスの政治家、ネビル・チェンバレンを思い出した人も多かったことだろう。1938年10月、ミュンヘンでドイツのチェコ侵攻問題についてヒトラーと話し合って帰国したチェンバレン首相(当時)は「平和宣言書」を振りかざしながら、「この文書の中に、われわれの時代の平和が存在する」と叫んだ。

そしてヒトラーについて「約束は守る人物という印象を受けた」と語った
。ところがわずか1年後、ヒトラーがポーランドを侵攻したことで、ミュンヘン協定はチェンバレンの大きな誤算であったことがはっきりとなった。 もし北朝鮮がこれまで韓国政府や米国政府との間で交わされた合意を守ってきていたのであれば、今ごろとっくに平和協定が結ばれていたことだろう。しかし北朝鮮は1991年に南北が合意した韓半島非核化共同宣言を1993年の第1次核開発問題や2002年の第2次核開発問題、2006年の核実験により、これ見よがしに破って見せた。 南北首脳会談の定例化に反対するつもりはない。戦争中にも対話の場は設けられたように、北朝鮮と対話を重ねることは悪いことではない。だが会談後に、実際には到底信用できない「将軍様」との「平和の口約束」について、大統領が国民や周辺国に対し、信じるに値するものだと主張する光景だけは、もう終わりにしてもらいたいものだ...ニュースの続きを読む
(引用 livedoorニュース)


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