世界史の最新情報 ： 【コラム】パックス・シニカ対 パックス・アメリカーナ

　英エコノミスト誌はこのほど、「中国は来年、史上初めて世界経済への貢献度で米国を追い抜き、最も大きな比重を占めることになる」と予測した。ポイントを抜粋するとこうだ。　「米国はサブプライム住宅ローン問題以降、消費心理が大きく低迷し、経済成長率が今年（1.9％、世界銀行予測）より低い1.2％に落ち込む」　「中国は10.1％の経済成長を達成し、米国の後を埋めるため、世界経済が大きく減速することはない」　全体的に見て、来年の注目点は「台頭する中国、斜陽の米国」に尽きる。例えば、中国は来年にもドイツを抑え、世界最大の輸出国になり、現在世界3位の輸入規模も米国を抜き2位に躍進する見通しだ。また、中国は来年8月の北京五輪において大多数の種目で金メダルを獲得し、総合1位の座に立つであろうし、光ケーブルによるインターネット利用者数も米国を追い抜き、電子商取引分野をリードする存在に浮上するとみられる。

　つまり、2008年は世界の政治・経済の舞台で「脱米入中」化が進み、パックス・アメリカーナ（米国主導の世界秩序）
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(引用 livedoorニュース)


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