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 たとえば病気や経済的な困窮などで「社会的弱者」になれば、社会的なシステムによって保護され、医療・福祉・教育の観点から救済され得る。

 ところが、こうした「社会的弱者」にくくりにくい弱者が、現在、大量発生している、と本書はいう。

 目に見えるような、明らかな形で現れてこない弱者は、社会システムの救済対象にならない。だから、救いようがない。そこで2人の著者は「絶対弱者」と命名した。

 著者のひとりは、オーマイニュースに多数寄稿し、木曜日と金曜日にはデスクも務めている、ジャーナリストの渋井哲也さんだ。渋井さんはネットコミュニケーションに関心が深く、ネット上とリアルの場の両方で若者と実際に交流し、彼らをつぶさに観察してきた。一方、三浦宏文さんは渋井さんとは大学以来の友人。

現在、塾・予備校・高校の講師として、日々学生に接している哲学博士だ。

 2人がそれぞれ、仕事場、飲み屋、教育現場で出会った「絶対弱者」とは、たとえばこういう人々である。

(以下引用)
r> 「俺はそんなものはいつだって書けるんだ」
「俺は、ヤツが書いているものよりもうまく書けるんだ」
などと言い張るライター志望者(ただし、本人は志望者ではなく「ライター」だと自認している)がいた。しかし、彼が文章を完成させたところを見たことはない。(中略)
 彼のような若者は、口では大きいことを言う。そのため、初めて会った人には「すごい人なんだな」と思われ、尊敬されたりする。しかし、人間関係が継続しない。すぐ「口だけだ」と思われてしまうからだ。 (41-43頁)


 異常にプライドが高くて、クラスメイトに対して「俺はこんな学校じゃやってらんない」「あいつらになんかに相手にされたくない」と軽蔑した態度をとるんです...ニュースの続きを読む
(引用 yahooニュース)


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