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『草の乱』、『大河の一滴』、『ハチ公物語』など感動の人間ドラマを多数手がける神山征二郎監督。映画的な興奮と面白さを提供しながらもその中に鋭い社会派の視点を持つという希有な映像作家だ。新作『北辰斜(ほくしんななめ)にさすところ』は旧制高校にまつわる物語。旧制第七高等学校(現・鹿児島大学)の野球部OBたちは創部100周年を迎えて、かつてライバルだった旧制第五高等学校(現・熊本大学)との記念試合を計画していた。OBたちは往年の名投手である上田に試合への参加を求める。だが上田はかたくななまでに申し出を断る。
前半は昭和10年ごろの旧制高校の逸話が語られる。全寮制で暮らす学生たちのときに下品なまでのバンカラ気風が楽しい。

深夜に部屋を襲撃してふんどしを脱がしたり……。
「映像ではあれが限界でしたが、それだけじゃないんです。局部を墨で黒く塗っちゃったり、ろうそくを垂らしたりしてるんです。しかも毎晩のようにですよ(笑)」。


“社会派”のイメージから監督に対してある種の厳めしさを想像していたのだが、実に気さくで柔和な笑顔が印象的だった。そうでなければあの楽しさを演出することなど出来ないのではないか、と思った。だが“楽しさ”だけでは終わらない。
「いくら面白い逸話があっても、それだけで楽しめるのは30分なんですよ。作劇には苦労しました。ドラマを作らないと2時間の作品はもたないのでね。3か月かけて脚本を練り直したんです」。

初稿を丸々書き換える作業だったようだ。そのドラマの核となったのは戦争だ。
「昭和10年代の青年たちを描くのに、戦争を避けて通れないんですよ。メッセージを声高に語ってしまうのは映画としてはいいことではないのですが、平和へのメッセージだけは入れたかったですね」...ニュースの続きを読む
(引用 livedoorニュース)


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