英語の最新情報 ： しんそう－深層・真相・心想：解 説編 コミュニケーション支援ボード配布 ／長野

　◇意思疎通の一助、期待
　心のバリアフリーを目指して――。社会生活の中で必要とされる代表的な意思表示を絵や写真と、簡単な言葉で表した「コミュニケーション支援ボード」の配布が上田地域５市町村で始まった。県人権擁護委員連合会と長野地方法務局にとって県内初の試み。ボードを指さすことでコミュニケーションを図り、知的障害などを抱え言葉による意思疎通を苦手とする人や、外国人らと地域を結ぶ手段の一助として期待が寄せられている。【池乗有衣】
　きっかけは昨夏、擁護委員が訪問した知的障害者施設で、職員から寄せられた悩みだった。同法務局人権擁護課によると「地域住民となかなか融和できない」との内容で、言葉による意思疎通に大きな壁があったという。支援策を模索した結果、全国的に普及し始めた「コミュニケーション支援ボード」に着目した。


　ボードの原形は、財団法人明治安田こころの健康財団（東京）が全国特別支援学校知的障害教育校長会と協力し、０３年に製作した。Ａ３サイズ見開きで「○はい」「×いいえ」「トイレ」など日常生活に用いる表紙
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　また、利用機会の多いスーパーなどの店舗専用のものも用意。Ａ４サイズで裏側に紙幣と硬貨の写真が掲載されているのが特徴。ボードと一緒に知的障害者らを理解し、援助する方法を記した冊子も配布する。困った様子や気になる行動の際には、「しばらく見守った上で、ゆっくりと話し掛けてほしい」と呼び掛けている。
　Ａ４サイズ見開きの携行用を含む計４０００部を用意。いずれのボードも英語に加え、県内に多く在住するブラジル人用にポルトガル語も表記した。
　県内モデルには、企業への啓発活動などを活発に行う上田人権擁護委員協議会管内が選ばれた...ニュースの続きを読む
（引用 yahooニュース：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080706-00000048-mailo-l20）


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