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　日本相撲協会の北の湖理事長が２５日、監督官庁の文部科学省を訪問し、時津風部屋の力士暴行死事件を受けて作成した再発防止報告書を渡海紀三朗文科相に提出した。

　文科省には北の湖理事長と、事件を受けて協会が設置した再発防止検討委員会の伊勢ノ海委員長（元関脇・藤ノ川）らが訪れた。協会は昨年１０月、漫画家のやくみつる氏ら外部有識者を交えた検討委を設置。５３の全部屋を視察し、生活実態などを調査して再発防止策をまとめた。だが報告書を事前に文科省側に示したところ「事件に至った経緯の説明が不十分」などとして修正を求められていた。

　修正後の報告書は２５日の臨時の理事会で承認。検討委の活動や再発防止策についてまとめ直したとみられる。【飯山太郎】

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