文部科学省の最新情報 ： 「韓国映画ベスト１００」 寺脇研氏

「ほとばしる感情と社会状況の緊張感が韓国映画の魅力です」　高校生で「キネマ旬報」に映画評を書き始め、文部科学省の役人時代も「映画評論家」であり続けた著者。　見るのはもっぱら日本映画だったが、０３年、韓国国際映画祭を訪れ、映画ファンとスタッフで沸く釜山の熱気に驚かされた。「人間の感情は万国共通ですよね。とはいえ、言語や歴史は違うし、韓国には南北分断や徴兵制もあるので、平和な日本とは異なる緊張感があります。日本で失われた、ほとばしるような感情も見られますね」　寺脇さんのベスト１はイ・チャンドン監督「ペパーミント・キャンディー」。

歴史に翻弄される男をソル・ギョングが熱演し、初恋相手ムン・ソリとの運命の交錯が切ない。２位の「殺人の追憶」は実際に起きた連続殺人の犯人と刑事の物語。刑事役のソン・ガンホは、山田洋次監督に「渥美清みたいな俳優がいるんだね」と感嘆させた。３位の「オアシス」は、ひたすら愛し合う超絶純愛映画だ。「テレビは風景が切り取られるけれど、映画館だとスクリーンのなかに自分が入っていく気分になるのが好きなんです。映画を見
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(引用 livedoorニュース)


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