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 東洋数学の古典的著書である『楊輝算法』の韓国最古本が発見された。韓国古書協会元会長のコ・チャンソク氏は5日、韓国国内で最近入手した木版本『楊輝算法』(写真)を公開した。 この書籍を調査した書誌学者の千恵鳳(チョン・ヘボン)成均館大名誉教授は、「朝鮮・世宗代(1418‐50)に宋元本(中国の宋・元で刊行された版本)に基づいてつくられた翻刻本であることは明らかだ」と語った。千教授の説明によると、「世宗15年(1433)に朝鮮で新しく『楊輝算法』を刊行しているため、この翻刻本はそれ以前の世宗代初期につくられたものと見るべきだ」という。 翻刻本とは、原本を版木に裏返しに貼り付け被せ彫りして作った版本のことで、新しく活字本を出した後にはそれ以上製作されないのが一般的だ。

『朝鮮王朝実録』1433年8月25日条には、慶州府で『楊輝算法』100巻を刊行し国王に進上した、という記録がある(『世宗実録』巻六十一、八月乙巳条「慶尚道監司進新刊宋楊輝算法一百件)。現在『楊輝算法』は韓国に1巻、日本に2巻
残っていることが分かっているが、それは世宗15年の版本であるため、今回発見された木版本は韓国における『楊輝算法』の最古本となる。 『楊輝算法』とは、13世紀に南宋の楊輝が著した『乗除通変算宝』3巻(1274年)、『続古摘奇算法』2巻(1275)など計7巻を一つにまとめた数学書だ。同書は「算木」を用いた計算方法で足し算・引き算・掛け算・割り算の加減乗除を紹介し、特に魔方陣(正方形型に自然数を配し、縦・横・斜めの合計がすべて同じになるようにしたもの)についての権威書だった。朝鮮時代には『経国大典』に試験科目として明記されるほど、数学の基本書籍だった。また清の康熙帝は、『四庫全書』を編纂する際、『楊輝算法』について朝鮮から逆輸入した書籍を基にした...ニュースの続きを読む
(引用 livedoorニュース)






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