教育の最新情報 ： 能\登・過疎に生きる：第 ４部・神子原米の挑戦／３ ＵＦＯから米の町に ／石川

　◇「金ないなら知恵を」－－羽咋市役所仕掛け人
　羽咋市神子原地区の一連のまちおこしには「仕掛け人」がいる。同市１・５次産業振興室の高野誠鮮総括主幹（５２）。かつて市を「ＵＦＯの町」で一躍有名にした人物だ。
　高野さんは科学ライターを経て、東京でテレビ番組「１１ＰＭ」の放送作家として活躍。「ＵＦＯ特集」を何度も企画し、ブームを巻き起こした。
　その後、実家の寺を継ぐため約２５年前帰郷。故郷の疲弊も感じたが、時はバブル期直前。すべての値段が異常に高騰していく東京を見ていると、「田舎にはチャンスがある」と考えた。
　だが、臨時職員で採用された市役所でお役所仕事にがく然とした。市は、コンサルタントが作る「行動計画」ばかりに税金を注ぐ。当時はそれが当たり前だった。
　疑問は仕事にぶつけた。

配属先の教育委員会で青年団の若者を集め、週に１度の勉強会を実施。全国のまちおこしから成功例・失敗例を導いた。「テーマがなければ続かない」と学んだ。
　テーマを探していた８０年代末ごろ、同市の気多大
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　「神話」だけで観光客を呼びこむには、いかに町を魅力的に売り込むかが鍵だ。広報も練りに練った。「羽咋市ですごい古文書が発見された」。そんな広報を、まず海外メディアや国内外の要人向けに送ることにした。
　海外の大手通信社などが取り上げると在京メディアも反応。市に評判を“逆輸入”することに成功した。続いて商店街を巻き込む作戦を開始。ＵＦＯうどんなど、観光客向けのユニークな土産物で「実体」を作り、話題をさらった。
　続いて１９９０年には国際シンポジウムも企画...ニュースの続きを読む
（引用 yahooニュース：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071220-00000173-mailo-l17）


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