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皆さまは、小学生のころ、算数は得意でしたか。大人になると、自信をもって「算数(数学)は好き」「算数(数学)は得意」と答えるかたは減るようです。こうした算数(数学)に対する苦手意識はいつごろから芽生えるのでしょうか。
今回は、算数の計算力に関するデータを中心に、この問題を考える材料の一つを提供したいと思います。

小学3・4年ごろから計算問題の正答率が落ち始める
Benesse 教育研究開発センターが実施した「小学生の計算力に関する実態調査2007」の中から、興味深いデータを紹介します。
図1のグラフは学年別に計算問題に対する正答率を示しています。対象となった問題は学習指導要領内の問題。つまり、どれも正解することが望ましい問題ばかりです。


グラフを見ると、小学1年生では正答率が96.4%と高いのに対して、3年生で79.9%と8割以下となり、高学年では7
割前後となります。

【図1:算数の計算問題に対する正答率】【図2:計算するのが好きな子どもの割合】(学習指導要領内)(「とても好き」+「まあ好き」)「小学生の計算力に関する実態調査2007」(Benesse教育研究開発センター)
こうした計算問題に対する正答率から、注目したい点を二つ挙げます。
一つは、算数の計算では3?4年生あたりに壁があると思われることです。学校で学ぶ内容は、3年生になると、計算のけた数が増え、わり算が新たに加わります。また、4年生では、整数の計算に新たに小数が加わります。その結果、位を揃えることを意識して計算する必要性も高くなります。

3年生以降の学習指導要領内の問題で最も正答率が低かったのは、3年生では「408-279」(正答率70.6%)、4年生では「23-1.8」(正答率39.6%)、5年生では「2.8÷0.6」(正答率22.9%)、6年生では「1/3+3/4÷1/8」(正答率26.6%)です...ニュースの続きを読む br>(
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