教育の最新情報 ： 「新聞教育王国」の底力：県新聞 研究協発足５０年／上 継承の風土 ／山形

　◆鶴岡市立朝暘第三小
　「教育県」山形が全国に誇る活動の一つに、小・中学校における学校新聞がある。今年度で５７回の歴史を刻む全国小・中学校・ＰＴＡ新聞コンクール（毎日新聞社・全国新聞教育研究協議会など主催）で、鶴岡市立朝暘第三小と酒田市立平田中が０４年度、０５年度と２年連続で最高賞の内閣総理大臣賞、０６年度も小中そろって文部科学大臣奨励賞に輝いた。なぜ、これほどまでに新聞教育が盛んなのか。活動を支えてきた県新聞教育研究協議会が前身の庄内学校新聞研究会として発足してから５０年の節目を迎えたのを機に、新聞づくりにかける指導者と子どもたちの姿を紹介する。【長南里香】
　◇指導者養成、すそ野広がる－－地域も取り組み応援
　学校生活のわずかな時間を縫って新聞づくりに取り組む朝暘第三小（三浦愼士校長）新聞委員会の児童２４人。

編集会議は、生き生きとした瞳で活発に意見交換し、熱気に満ちている。
　取り上げる内容は学校内のことだけでなく、不審者対策に取り組む地元住民にインタビューするなど、地域の話題まで幅
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　全国小・中学校新聞コンクールで毎年上位入賞を独占するなど、学校新聞づくりが盛んな山形県は「新聞教育王国」と呼ばれている。中でも、０４年から最高賞を２年連続で受賞するという快挙を成し遂げた同校は、「王国」の歴史が始まった学び舎でもある。初の全国一に輝いた５０年前、同校に事務局を置いた庄内地区６４校による「庄内学校新聞研究会」が発足し、新聞教育のともしびが燃え上がった。伝統は今も確実に受け継がれている。
　新聞委員会が制作する学校新聞をはじめ、学級新聞や個人新聞など、新聞づくりは学校生活から切り離せない...ニュースの続きを読む
（引用 yahooニュース）


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