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 ◇研究成果の新学説を紹介
 小田原市入生田の県立生命の星・地球博物館で19日から特別展「箱根火山 いま証(あか)される噴火の歴史」が始まる。これまで知られていた箱根火山の生い立ちについて、研究成果に基づいた新しい学説を紹介する。同博物館学芸部は「箱根の火山のことが、すべて分かるような展示にした」と話している。
 箱根火山は約65万年の歴史があると考えられている。その生い立ちは1950年代に東京大学の久野久教授が提唱した「外輪山は一つの巨大な成層火山だった」とするのが定説で、日本の火山のモデルとして教科書などにも取り上げられた。

しかし、10年ぐらい前から「金時山や明星ケ岳など中から小規模の複数の成層火山からできた」とする説が主流になりつつあるという。
 今回の展示は新たに示された箱根火山の噴火の歴史を時間の流れを追って解説。新旧の地質図模型のほか、5メートル四方の巨大な地層のはぎ取り標本などが主な展示になる。さらに箱根火山の大噴火の規模や地下の様子、近年の群発地震、身近な温泉の成因などが、最新の観
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 11月9日までで、夏休み期間中に砂や油を火山灰や溶岩に見立てた実験「火山噴火を体験しよう」や、箱根火山の模型を作る体験行事などもある。問い合わせは同博物館(0465・21・1515)まで。【澤晴夫、写真も】

7月19日朝刊
(引用 yahooニュース)






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