教科書の最新情報 ： 映画監督の市川崑さん死去

　「ビルマの竪琴」「犬神家の一族」などの名作で知られる映画監督で文化功労者の市川崑さんが１３日午前１時５５分、肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。９２歳だった。１９５６年に「ビルマの竪琴」でベネチア国際映画祭サン・ジョルジョ賞など海外の映画祭で高い評価を受け、５０年以上にわたって日本映画界をけん引した。葬儀・告別式は近親者のみで行い、後日、お別れの会を開く予定。喪主は長男健美（たつみ）氏が務める。
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　映画を“写真”と呼ぶ独特の映像美学で、日本映画を芸術の域に高めた巨星が逝った。
　市川監督は、１月２４日に息苦しいと訴え、都内の病院に入院。その後、体力もあり、小康状態を続けたが、１３日未明に家族に見守られ、眠るように亡くなったという。遺体は午前６時、東京・渋谷の自宅に戻った。


　１９４８年に「花ひらく」で監督デビュー。５６年の「ビルマの竪琴」がアカデミー賞外国映画賞にもノミネートされ、名監督の仲間入りした。その後も６０年の「鍵」がゴールデングローブ賞外国語映画賞を獲得するなど、数々
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　文芸作品で成功する一方で、６５年には東京五輪を収めたドキュメンタリー作品「東京オリンピック」を製作。その芸術性の高さから「記録映画か芸術作品か」と大論争を巻き起こした。その後も「股旅」や「犬神家の一族」などヒット作を連発した。
　最後の撮影作品は、３０年ぶりに自身の作品をリメークした０６年の「犬神家の一族」。当時９０歳の市川監督は、車いすに乗って指揮を執ったが、４畳半部屋の撮影では、ライトを１０本以上使用し、ち密に光の当たり方を計算するなど、映像美への執念は最後まで健在だった。
　その美学は、多くの若手作家にも影響を与えた...ニュースの続きを読む
(引用 livedoorニュース)


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