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 戦時中の市民の暮らしぶりを紹介する企画展「戦時中のくらし展」が長崎市歴史民俗資料館(同市平野町)で開かれている。9月9日まで。
 同資料館に隣接する長崎原爆資料館は「戦時中の市民の生活が分かる資料がほとんどない」と指摘があり、歴史民俗資料館が市の広報紙「広報ながさき」6月号に、資料募集の記事を掲載。わずか5行だったが、それでも2カ月の間に約100点が集まった。その大半が寄贈だったという。
 企画展では、当時の航空服が高度数千メートルの寒さに耐えられなかったのを改良し、電気毛布のように電源につないで全体を温める「電熱航空被服」や、陶器で作った手りゅう弾、飯ごうなど、物資が乏しい中で戦争に臨んだ日本軍が残した貴重な資料を展示。


 市民生活では、缶詰の代用品として陶器で真空パックした「防衛食容器」や防毒マスク、配給切符、軍事郵便などを展示。手書きで書写した教科書や、敗戦後に墨塗りになった教科書もある。
 原爆の日前後に長崎市を訪れていた福岡県久山町の池田公彦さん(67)は「まさに自分たちが体験してき
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〔長崎版〕

8月11日朝刊
(引用 yahooニュース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070811-00000175-mailo-l42)


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