教科書の最新情報 ： 平和のための広島の戦争展：被 爆の旧日銀支店で初－－２６日まで開催 ／広島

　広島市民らが寄贈した戦時中の資料などを通じて戦争の愚かさを訴える「平和のための広島の戦争展」が２３日、中区袋町の旧日本銀行広島支店で始まった。被爆瓦など約２５０点を展示している。２６日まで。
　同展実行委の主催で、今回で１３回目。９５年から開催しており、今回初めて被爆建物の同支店で開いた。開会式では、尾野展昭・実行委員長があいさつ。太平洋戦争末期の沖縄戦で「日本軍が住民の集団自決を強制した」との記述が教科書検定で削除された問題に触れ「国が子どもたちに間違った教科書で教えようとするなど危険な状況にある中、同展の重要性は年々強まっている。

戦争の中にある真実を若い人に知ってほしい」と語った。
　会場では、従軍看護婦の制服や入営前の送別会について「互いに形式的に金を使うので礼をもって断ることが必要」などと指南した冊子「徴兵検査受験者の心得」などを展示。また、中区のバー「スワロウテイル」で毎月６日に被爆証言を聞く会を開いている同店経営者の冨恵洋次郎さん（２８）の講演「原爆の“語り部”を聴いてきて」（２４日午後５時
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１０月２４日朝刊
（引用 yahooニュース）