教科書の最新情報 ： 中国の異常大雪、原因めぐり諸 説飛び交う

新華社総合:国家気象中心の董文傑主任は、「ラニーニャ現象は2008年の夏まで持続する」と述べている。
ラニーニャ現象は一種の世界的な循環性気候現象で、近年話題となった大西洋のサイクロンや、アフリカおよび南アジアの洪水などと関連しているという。
世界気象機関(WMO)のルパクマル・コッリ氏は、次のように述べている。「中国の寒波とラニーニャとの関係については、専門家でも意見がまちまちだ。ラニーニャが東アジアに寒い気候をもたらすというのは、いわば教科書的なスタンダードな理論だ。しかし過去数週間の天候状況を、すべてラニーニャが原因と当てはめるには、確定的な証拠を欠いている。今のところ、どの説も決め手に欠ける、といったところだ」。


スイスの気候変化専門家ピエール・エッケルト氏は、次のように語る。「中国の気候がラニーニャと関連している可能性は当然ある。しかし結論を急ぐべきではない。今回のような激しい寒波をあと10シーズンは監察しないと、結論は下せない」。
ラニーニャが犯人と目されているのは、
羚颪隆?箸世韻任呂覆ぁ??璽好肇薀螢△旅真紊皀薀法璽縫磴?彊世箸垢訐賁膕箸發い襦??璽好肇薀螢△離?ぁ璽鵐坤薀鵐表?蓮1月に大規模な洪水に襲われ、巨額の損失をこうむっている。
オーストラリア国家気象センターで気象分析を担当するデビッド・ジョーンズ氏は、次のように述べている。「ラニーニャはほかにも、パプアニューギニアおよび西太平洋に豪雨をもたらしている。ラニーニャが世界中で引き起こす気象現象はそれぞれ違う。とにかく、地球温暖化が進行しているとはいえ、今年の北半球の積雪はさらに多くなるだろう。原因はラニーニャだ」。
【翻訳編集:JCBB(O.T)/G-SEARCH】


(引用 livedoorニュース)