学習の最新情報 ： 源氏物語：千年紀（その２止） 魅せられた人々 ／京都

　「千年紀」に合わせ、ここ数年、府内ではさまざまな活動が活発化している。この機に乗じて？　関連商品や工芸品を作った人たちがいる一方、千年紀が騒がれ出すはるか前から、作品を読んだり、子供たちに物語の良さを伝えている団体などもある。そんな源氏物語に魅せられたみなさんの“源氏の楽しみ方”をご紹介します。
　◇杯を手に究極の美へ－－純米酒販売中
　「月の桂」のブランドで知られる創業３００年以上の蔵元「増田徳兵衛商店」（伏見区）は、純米酒「古都千歳（ことちとせ）」（写真、７２０ミリリットル、税込み１３６５円）を期間限定で販売中。アルコール度数が１６・５度と、通常の純米酒よりコクが強く、キリッとした辛口が特徴だ。
　源氏物語の読者が、平安時代の究極の美しさに魅せられるように、左党を“究極の桃源郷”へいざなおうと、同社が開発した。


　１４代目の増田泉彦社長（５２）によると、味は特別純米酒より上。「杯を手に源氏の世界に思いをはせてほしい」と笑顔を見せた。【小川信】
　◇小学生にも伝えたい
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　宇治市立小倉小学校に、平安衣装に身を包んだ語り部アーティスト、六嶋（ろくしま）由美子さん（５１）＝同市広野町＝の声が響く。５、６年生に源氏物語を教える特別授業だ。
　古典文学の一人語りをしている六嶋さんは昨年７月、源氏物語の朗読イベントに参加。以後「子どもたちに源氏物語を知ってほしい」との思いが募り、さまざまな場面を描いた約１０メートルの絵巻物も作った。
　授業で取り上げたのは、全五十四帖の最後「宇治十帖」の部分。光源氏が没した後、薫（かおる）や匂宮（におうのみや）などが宇治を舞台に繰り広げる恋愛の物語だ。六嶋さんは篠笛（しのぶえ）の音色に合わせて絵巻物を見せながら語りかけた...ニュースの続きを読む
（引用 yahooニュース）


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