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 すさみ町見老津の見老津小学校(17人)は13日、近くの見老津生活改善センターで学習発表会を開き、来場者約40人に感謝を込め、学校菜園で栽培した野菜をプレゼントした。
 青空市場と題した学習発表会は「地域の人々を喜ばせよう」がテーマで、毎年恒例。合唱や劇、冬野菜の栽培など児童が主体的に準備に取り組むことで、地域の一員との意識を育てている。
 校庭横の菜園約1アールに植えたのはチンゲンサイ、水菜、高菜、ブロッコリー、ダイコンなど。9月に種をまいたが、今年は害虫の発生が多く、6年生を中心に毎朝、虫駆除や草抜きに悪戦苦闘してきた。
 池田夏己さん(6年)は「大変だけど、毎日世話していると、しっかり応えてくれる。

野菜は好きではなかったけど、自分たちで育てると愛着がわく」、中井柾貴君(3年)は「僕が担当したのはダイコン。すり下ろして食べたらきっとおいしい」と「見老津小ブランド」を自信を持って勧めた。
 野菜展示場では野菜名だけでなく、おいしく食べてもらうためのレシ
ピを紹介。来場した保護者や地域の高齢者は「今晩のおかずに使うよ」と感謝したり、「もっと肥料をやらないと」と助言したりしながら、笑顔で受け取った。
 和田晴行校長は「地域に役立つ喜びを感じ、郷土への愛着を深めてほしい」と話した。

■関連ニュース
朝ご飯大事だね 錦富小で調理実習 ('07/01/27)
(引用 yahooニュース)


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