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 大阪市の医科歯科系大学受験専門予備校「メディカルゲイト」の経営者(55)らが、推薦入試前に男子予備校生の母親と川崎医大の副学長との面会を仲介していた問題で、同じ関係者らが埼玉医大(埼玉県毛呂山町)を経営する学校法人の秘書室長との面会も仲介していたことが分かった。予備校生は不合格で、秘書室長は「特別扱いはしていない」と話すが、文部科学省は「疑念を持たれかねない」と調査に乗り出した。

 母親によると、長男の入試を控えた07年1月に、予備校経営者の知人らと共に埼玉医大に行き「学校法人埼玉医科大学」の大沢公好秘書室長に会った。

「長男が受験します。(合格したら)寄付をしますからよろしくお願いします」などと話した。大沢室長は「とにかく受験を頑張ってほしい」と答えたという。

 文科省は事務次官通知で、大学関係者が合格発表前に受験生の保護者と接触することを禁じている。

 大沢室長は取材に対し「紹介者から頼まれてやむを得ず会った。通知は知っており、適切な対応ではなかったと思う。合格させたいという母親の
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 母親は06年8月と11月の2回に分けて計4500万円を、予備校経営者の口座に振り込んだ。06年9月には、推薦入試の受験前に川崎医大副学長と面会したが、長男は不合格だった。経営者はうち1000万円を返却した。【日野行介】
(引用 yahooニュース)


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