受験の最新情報 ： 県警：採用リクルーターに若手警 察官 「親しまれ頼られる職業」ＰＲ ／茨城

　◇１０年で「団塊世代」大量退職、３割１５００人
　◇説明会などで情報提供や勧誘－－人材確保に躍起
　「団塊の世代」が定年を迎える「大量退職時代」を迎え、県警が新たな人材の確保に躍起になっている。景気回復とともに民間企業が採用を活発化する中で、使命感や体力を兼ね備えた有能な学生の採用は警察にとって至上命題と言える。県警は若手警察官を「採用リクルーター」に指名し、学生に警察の魅力をＰＲしようと懸命だ。【清野崇宏】
　「精強な警察を構築していく上で、優秀な人材の確保は最も重要な課題だ。大学とのパイプ役として創意工夫した勧誘をしてほしい」。先月１５日、県内１０署から集まった２０～３０代の警察官１１人を前に、県警警務部幹部が訓示した。
　１１人は警察署勤務の傍ら、「採用リクルーター」として出身大学と県警を仲介し、就職説明会やゼミ、サークルなどで学生への情報提供や勧誘活動をするのが役目だ。

県警のリクルーター制度は９２年に始まり、０６年には５人前後だったリクルーターを倍増した。
　同課によると
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　しかし、０３年に１０倍を超えていた採用試験の受験倍率は、少子化や民間景気の回復などの影響から下がり続け、今年度は約５倍。「優秀な人材は民間企業と取り合いになるため、待っているだけではだめ」と危機感は強い。リクルーターの一人に指名された古河署地域課の飯島啓之（ひろし）警部補（３６）は「自分は制服にあこがれて警察官を選んだ。親しまれ、頼りにされる職業だということを学生に伝えたい」と意気込む。

１２月７日朝刊
（引用 yahooニュース：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071207-00000121-mailo-l08）


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