中学校の最新情報 ： 川辺川ダム：早期の村基盤整備 を 県に１０３４人分署名添え提言書－－五木村 ／熊本

　中心部が川辺川ダムの水没予定地となっている五木村が２７日、先行きの不透明なダム建設と切り離し、早期に村の基盤整備を図るよう県に申し入れた。村長職務代理の田山半蔵総務課長が、提言書と村内有権者の８割にあたる１０３４人分の署名を潮谷義子知事に手渡した。
　村からは村議や区長、住民有志ら計約３０人が県庁を訪問。水没地をまたぐ頭地大橋の完成▽川辺川ダム上流で村の治水を図る五木ダムの着工▽駐車場が確保できないため水没予定地内の旧五木中学校で実施している「子守唄祭り」（１１月）を中心地で実施するための広場整備――の一日も早い実現を求めた。


　五木村区長会の犬童雅之会長は「村民の受忍限度は超えている。高齢化も進んでおり、村民が安心して暮らせるようにしてほしい」と訴えた。潮谷知事は「川辺川ダムが不透明な状況にあっても、五木村の振興が重要という意識は変わらない」と強調。すでに見直し中の五木相良地域振興計画に要望を反映していく考えを示した。
　五木村の一行は県議長、自民党県連、国交省九州地方整備局にも同じ提言書を提出した
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９月２８日朝刊
（引用 yahooニュース）