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 「今や、西欧中心主義から抜け出さなければならない時だ。西洋流近代化の目標設定が必ずしも望ましいわけではない」 韓国の西洋史学界が「脱西欧主義」を目標として動き出した。韓国西洋史学会(チョ・スンレ会長)は、学会誌『西洋史論』第95号の特集「西洋史研究60年、学会創立(1957年)50周年」を通じ、韓国の西洋史研究を回顧し、新しい方向性を提示した。 ◆「近代化」から「世界化」へ   論文「韓国の西洋史研究」を書いた西江大の金栄漢(キム・ヨンハン)教授は、光復(日本の植民地支配からの解放)後に船出した韓国の西洋史学が過去60年間、「誕生期」(1945‐59)、「形成期」(1960‐79)を経て今に至っていると指摘した。特記すべきは、「形成期」の研究主題の大部分が近代化と関連するものだった、という事実だ。当時の研究者は、韓国の近代化モデルを西洋に探し求めようとしていたため、封建社会を乗り越え近代社会へと向かって行く時代の西洋史に関心が集中したというわけだ。

「成長期」(1980‐94)には
、それまで主流を成していた政治・経済・思想史に代わり、産業化と民衆問題に力点を置いた社会史や労働史に重きが置かれるようになり、研究の中心も19世紀以後の近・現代史に移動した。「跳躍期」(1995‐現在)には、微視史・日常史、西欧中心主義とオリエンタリズムに対する批判といった新しい談論が起こった。現実における社会主義の没落で階級史観が衰退し、民族や国家を単位とした歴史観も退色したため、今やヨーロッパ中心の視角から抜け出し、世界史的観点から歴史を叙述する必要が大きくなったというわけだ。◆西ヨーロッパは今や価値の基準ではない  「西欧中心主義からの脱皮」というテーマは、多くの研究者にとって重要な主題となっている。「理性による合理的進歩」を追及した西欧の近代化こそ絶対的真理という神話が崩れ、「われわれ自身による西洋史研究」という新しい課題が出現したわけだ...ニュースの続きを読む
(引用 livedoorニュース)


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