ゆとり教育の最新情報 ： 【風】大阪の学力４５番目 、反響

　■ゆとり教育／教師の二極化／保護者の責任

　１０月下旬の全国学力テストの結果公表を受けてスタートした今回の「風」。寄せられたメールや手紙は約２２０通にのぼり、読者の皆さんの関心の高さをうかがわせました。そもそもは、大阪の公立校の結果が小中校いずれも全国の都道府県で「４５番目」というショッキングなデータがきっかけだったこのテーマ。「何か根本的な問題があるのではないか」…。ただ、議論はそれだけにとどまらず、親、子供、教諭、塾関係者までさまざまな立場からの教育論が展開されました。

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　■家庭、学校で議論の“風”を

　《議論が輪を広げて、学校や家庭のあり方にまで発展し、みなさんの関心の深さを感じました。しかし私の周囲では、保護者間でこのような話題を話し合いにくい。

本音が言えない状況です》

　和歌山県田辺市の４０代の母親からこんなファクスが届いた。

　いただいたメールや手紙の中には、「身の回りでもこうした議論ができれば
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　一方、親、教諭、子供たちの「本音」のやり取りに対して、《責任のなすりつけ合いだ》（奈良県の高１男子）、《学校、親、格差社会…。偏った原因探しになっているように感じる》（大阪府の４０代母親）といった感想も寄せられた。

　なぜそう感じるのか。元教員で「教師駆け込み寺・大阪」を主宰する下橋邦彦さん（６８）に尋ねたところ、こんな答えが返ってきた。

　「みんなが『犯人捜し』をしているからだと思います。先生が悪い、親が悪い、子育てに専念できない環境が悪い…。他人に責任を求めたほうが楽だから」...ニュースの続きを読む
（引用 yahooニュース）


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