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◆元高校教諭・伊藤さんが語る「魅力」
◇風習に残る「共存の心」--古来の価値観、いまに生かして
山口民俗学を語るうえで欠かせないのが山口市吉敷の元高校教諭、伊藤彰さん(73)だ。県内の農山漁村を30年以上にわたって歩き、記録してきた。風化の一途をたどる故郷の風習に伊藤さんは何を見ているのか。
高度経済成長期が始まる昭和30年代。22歳で初赴任した県東部の農業高校では多くの生徒が家業を継ぐために山村や漁村から通っていた。そんな彼らを進学校の一部生徒がバカにした。「農業漁業は日本の誇りだ」。うつむく生徒に伊藤さんは言い聞かせた。
34歳で県庁の文化財担当課に異動。発掘調査に打ち込む傍ら「人間のにおいを感じたい」と休日のたびに海や山に車を走らせた。
学びの場は浜辺の岩や田のあぜ。
周防大島に点在する「荒神様」では祭壇に供える竹の筒に玄米が入っており「昔はこれを病人の耳元で揺すると病気が治るとされた」と聞いた。ふと思った。「竹の空洞に命がこもると考えたのはかぐや姫の物語と同じ。古
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一方、山陽新幹線や高速道など大型事業に伴い発掘調査が増え、多忙を極め始めた。県教委の文化財調査を依頼して以降、よく共にしたのが人類学者の梅光学院大教授、国分直一さん(05年、96歳で死去)だった。伊藤さんが師と仰ぐ国分さんにはこんなエピソードがある。
岩国市周東町で75年に「両墓制度」を調査した。土葬した山から骨の一部を洗って家の近くに移して拝む習わしだが、火葬場の案内人がポツリつぶやいた。「夫の骨をかじった妻がいたんですよ」。国分さんはポンと手を打ち「そうか」と声を上げた。
国分さんは響灘沿岸では葬式に行くことを「骨かみに行く」と言い、四十九日には49の餅を死者の体に例えて食べる風習があったと指摘...ニュースの続きを読む
(引用 yahooニュース)
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◇風習に残る「共存の心」--古来の価値観、いまに生かして
山口民俗学を語るうえで欠かせないのが山口市吉敷の元高校教諭、伊藤彰さん(73)だ。県内の農山漁村を30年以上にわたって歩き、記録してきた。風化の一途をたどる故郷の風習に伊藤さんは何を見ているのか。
高度経済成長期が始まる昭和30年代。22歳で初赴任した県東部の農業高校では多くの生徒が家業を継ぐために山村や漁村から通っていた。そんな彼らを進学校の一部生徒がバカにした。「農業漁業は日本の誇りだ」。うつむく生徒に伊藤さんは言い聞かせた。
34歳で県庁の文化財担当課に異動。発掘調査に打ち込む傍ら「人間のにおいを感じたい」と休日のたびに海や山に車を走らせた。
学びの場は浜辺の岩や田のあぜ。
周防大島に点在する「荒神様」では祭壇に供える竹の筒に玄米が入っており「昔はこれを病人の耳元で揺すると病気が治るとされた」と聞いた。ふと思った。「竹の空洞に命がこもると考えたのはかぐや姫の物語と同じ。古
綟鐱椰佑隆冉阿??鼎い討い襪鵑澄廖L餌?悗北イ擦蕕谿豼慘呂??辰拭
一方、山陽新幹線や高速道など大型事業に伴い発掘調査が増え、多忙を極め始めた。県教委の文化財調査を依頼して以降、よく共にしたのが人類学者の梅光学院大教授、国分直一さん(05年、96歳で死去)だった。伊藤さんが師と仰ぐ国分さんにはこんなエピソードがある。
岩国市周東町で75年に「両墓制度」を調査した。土葬した山から骨の一部を洗って家の近くに移して拝む習わしだが、火葬場の案内人がポツリつぶやいた。「夫の骨をかじった妻がいたんですよ」。国分さんはポンと手を打ち「そうか」と声を上げた。
国分さんは響灘沿岸では葬式に行くことを「骨かみに行く」と言い、四十九日には49の餅を死者の体に例えて食べる風習があったと指摘...ニュースの続きを読む
(引用 yahooニュース)
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